動画編集の合間に、こちらの動画を作業用として流していましたが、
作業に手がつかず見入ってしまって、
おさらい用のスライドを作ってしまった、
と作業をしようとしていたつもりが作業を増やしてしまいました。(後日談)
動画を見てインプットしていましたが、
だんだん自分のことを言われているような気がして、
忘備録的な記事を書いていきたいと思います。
とはいえ、文字を読むのが面倒くさいと思うので、
ここでは簡単なスライドでお見せしたいと思います。
誰かとZOOMミーティングしている時の画面共有で
「スライドでお見せします」
と言われた時のちょっぴり湧く期待感に誰か名前つけてほしい(願望)
The UPDATE「承認欲求型は終わり?SNSの未来」
この動画をYouTubeで見たんですよ。はい。
ここで言う
「セーフティーネットがSNSに追いやられている」とか
「マズローの図」と言葉が飛び交っていたので、
ちゃんと自分の肉体に栄養を補給するつもりで図式してみました。
マズローの図とは
マズローの五大欲求の図ですね。下から一つ一つ解説していくと、

生理的欲求
飢え・性・睡眠など、生活に欠かせない欲のことです。
安全の欲求
自分の身の安全を確保したいという欲です。生理的欲求が満たされると、この欲が湧いてきます。
所属と愛の欲求
グループやチーム、サークルの一員になりたいと思うようになります。
承認の欲求
自分を認めてほしい欲求などと言い換えられます。自尊心や尊厳の欲求とも言います。
自己実現の欲求
自分らしく生きたい欲求です。突出した才能や芸術的なセンス、いわゆる「天才」が頂点に登り詰めている人になりたい・お金持ちになりたい・有名になりたい…などの欲です。
マズローの図でみんなが見るのは
ここで、マズローの五大欲求を検索すると、
ピラミッドの頂点にしか焦点が置かれない画像しか拾えませんでした。
図にするとこんな感じです。

みんな「頂点に立ちたい」と思う、これは必然です。
ここで、家入さんが
「SNSは、このピラミッドの三角形の頂点をぐるぐる回っている」
とつぶやいていたんです。
ここで、ニコニコ動画→YouTube→ライブ配信(特にハクナライブ)と軸足を移動させている自分に突き刺さったものがあります。
初期のニコニコ
初期のニコニコ生放送は、視聴者数が2~4人しかいない空間で、
顔出し・身バレに細心の注意を払いつつわちゃわちゃしていたり、
とある配信者は大手になりたいと願って
「アクティブ」を上げるためにコメントを打つようリスナーを煽ったり…
とユーザ数やユーザ層が決まっていた空間で
盛り上がっていました。
しかし、
どんどんニコニコ生放送の知名度が上がっていき、
広まっていくうちに
ユーザ数とユーザ層がどんどん増えて、
「プロ」と呼ばれる人間がなだれ込む
ようになっていきました。

すると、何が起こるかというと
「俺(私)だったら出来る・勝てる」と
自己超越を引っ提げて殴り込む人が増え…
マウントの取り合い、いわゆる
「マウンティングマウンテン」
(詳しくはモモウメをチェック)
が積もりあがります。
マウンティングマウンテン
(自己超越の殴り合い)

もともと、
リスナーさんの中で役割がなんとなく決まっていて、
言い換えると「ギルド」的な集団が出来上がることが増えていきました。
例えば、コメントをさばく人、とことんボケる人、
配信者が気になって仕方ない人、
「どういう経緯でやってきたの?」と聞きたくなる人、
ハッシュタグを作る人…
などなど、コメント参加型のSNSが流行している中で、
それぞれの特色のある、
たくさん職人がいるギルド的な集団がボコボコ出来上がっていました。
敗者・疲れた人・役割が無くなった人は
マウンティングマウンテンに敗れた人、
役割が無くなった人、
崇拝していた配信者に裏切られた、
完全にミュートされた…
と住んでいた場所がもはや住めなくなった場合でも、
SNSを辞めることはありません。
こうした人たちは、
住まいを引っ越しする感覚で、別のSNSに拠点を移します。

僕はというと、常に敗者なので、とにかく敗走を繰り返しています。
今はハクナライブとポコチャに拠点を移して、1~2人のリスナーさんと
仲良くわちゃわちゃ会話して楽しんでおります(通販風)
生き場を失ったら失ったで…
生き場を失ったら失ったで、
生きている実感を確かめられる媒体に拠点を移します。
ハクナライブを始めた頃、
「ニコニコ生放送の初期みたい」と常々漏らしていたのは、
みんな避難してきている感が伝わったからかもしれません。

マズローの図の頂点をぐるぐる移動している
現代のSNSは、いわゆるエコシステムを形成しているように思います。
いろいろなSNSや配信アプリが人気になったり、
続々とアプリがリリースされていますが、
今までの仕組みを踏襲した新しい配信サービスが開発されて、
生理的欲求のゾーンにいる人たちが住みつく動きは止まらない
のだと思います。

おわりに
SNSを利用している限り、
普段使っているSNSサービスの流行り廃りは
いずれ来るのだと思います。
Facebookの新規ユーザは頭打ちだそうですし、
Twitterはアメリカだと「オワコン」と呼ばれているそうです。
しかし、オワコンとなっても
何かしら誰かとやり取りする動きは続けます。
そんな中で生まれる「承認欲求」はSNSの媒体を通じて、
エコシステムを形成していることが理解すると、
より一層インターネットの世界でエンジョイできそうです。
《補足》
記事内のスライドはTwitterで
フォローと記事のツイートに
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などとリプしていただければ、DMを通して差し上げます。
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